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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などを学んでいきたいです。






ダウ30の5 スリーエム(MMM)の2017年業績。営業増益だが純利益減。2018は増益予想。



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1 2018年第1四半期決算

 

スリーエム<MMM>が、2018年4月24日に発表した2018年第1四半期(1月1日-3月31日)決算(米国会計基準)は、売上高82億7800万ドル(前年同期比7.7%増)、純利益6億200万ドル(同54.5%減)、1株当たり利益は0.98ドルだった。

 

【18年第1四半期実績】

売上高 82億7800万ドル(7.7%増)

営業利益 10億0700万ドル(42.2%減)

 当期純利益 6億0200万ドル(54.5%減)

 

1株当たり当期純利益 0.98ドル

 ( )内は前年同期比

  

2 2017年12月末決算

 

1 業績概要

2017年通期は、全体的に好景気を反映し、数量増。なかでも、中国・アジアが2桁増。営業増益であった。ただ、税制改正による一時的な費用処理が重荷となり、純利益減となった。2018年も好景気が続く想定。さらに会社は、2018年1月25日に税制改正による実効税率の軽減を見込み、1株利益を下方修正。

 

 

2 各種の指標、他社比較、地域分布など

 

採用インデックス

ダウ30、S&P100、S&P500、ラッセル1000、S&Pグローバル100

 

S&P格付け

AA-

 

同業種内順位(全311社)資本財

時価総額>2位

<売上高>7位

<同業種内時価総額1位>The Boeing

 

<ライバル企業>

Avery Dennison,Lexmark International,Shurtape Technologies,Transweb,

Johnson&Johnson

同業種の日本企業:日東電工積水化学工業ニチバンコクヨ 

  

<テーマ>

連続増配(60年)

 

<ブランド>

Post-it(付箋 紙)、Scotch-Brite(たわし)、Scotch(粘着テープ)、Littmann(補聴器)、その他多種多様な製品(ヘルスケアから鉱業、石油・ガス関連まで。 注:書ききれないほど多い)

  

<株主構成>

機関投資家(68.4%)

事業会社(0%)

個人・役員(0%)

その他一般株主(31.5%)

 

<事業構成>

Industrial(34.5)

Safety and Graphics(19.4)

Health Care(18.4)

Electronics and Energy(16.3)

Consumer(14.5)

Corporate and Uallocated(0)

 

 

<地域別売上高>

米国(39.1)、アジア太平洋(31)、欧州・中東・アフリカ(20.4)、ラテンアメリカ・カナダ(9.6)

 

米国が4割で、残りの6割が広がっているがよいですね。ラテンアメリカでの営業拡大が目標でしょうか。

 

 

2 業績詳細

 

単位は100万USドル

 

損益計算書 
売上高 営業利益 純利益

希薄化後

1株益

1株配
12 29904 6483  4444  6.32  2.36 
13 30871 6666  4659  6.72  2.54 
14 31821  7135 4956 7.49 3.42
15 30274 7060 4833 7.58 4.1
16 30109 7223 5050 8.16 4.44
17予 30935  7562  5402  8.93  4.7213 
17 31657 7333 4858 7.93 4.7
18予 33672 8347 6405 10.58 5.36298
19予 35082 8956 6884 11.57 5.71942
20予 36560 9412 7176 12.42 6.14644

 

税制改正の影響で、2017年実績はつまづいていますが、その他の年は、営業利益、純利益の伸びは順調です。

配当性向は5割程度で、2018年以降も増配の余地が大きいです。

  

財務

 

総資産 自己資本 自己資本比率(%) 1株株主資本(USD) 非支配持分 有利子負債 流動資産 固定資産 流動負債 固定負債
15 32883 11429 34.76  18.76  39 10844  10986 21897  7118  14336 
16 32906 10298 31.30 17.26 45 54541 11726 21180 6219 16389
17 37987 11563 30.44 19.44 59 88804 14277 23710 7687 18737

  

 流動比率=186%。お金持っています。

  

指標 

 

ROE ROA 設備投資 減価償却 研究開発
16 46.49 21.96 1425  1483  1735
17予 52.46 22.98 1397 1532
17 44.44 20.69 1384 1565 1842
18予 55.39 21.98 1637 1637 -

 

ROEROAとも、高率です。特にROAが20%を超えていて、資産に対しての利益が十分上がっています。

ROAが、20%どころか、30%を超えている企業もありますが、資本財セクターで比べると、非常に高率です。

 

PER(変動しますが、ここでは、12月末で比較しています)

2016年実績 21.88

2017年実績 29.68

2018年予想 22.46。

 

BPS(一株当たりの純資産)(上表の1株当たりの株主資本)

2017年実績 19.44

2018年予想 18.15

 

資本財セクターの他社と比較すると、高い方だと思われます。

 

発行済株式数(100万株)

2016年 596.72628

2017年 594.88424

 

キャッシュフロー

 

営業CF 投資CF 財務CF 現金同等物 フリーCF 営業CFマージン
15 6420 -2817 -3648 1798 3603 21.20
16 6662 -1403 -4626 2398 5259 22.13
17 6240 -3086 -2655 3053 3154 19.71

 

キャッシュフローマージンが、15%を超えていて、優良企業です。2017年は20%をわずか切りましたが、依然、高率と言えます。

 

スリーエムの10年株価チャート

f:id:kusunokiyama:20180511222740p:plain

 

 

所感

優良企業で、自己資本比率が高いなど、財務が安定しており、また、今後の業績も好調を維持すると思われますので、株式が踊り場であるようなので、少額でも株式を手に入れて、株価の動きを見守りたいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。