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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などを学んでいきたいです。






ダウ30の18 キャタピラー(CAT)の2017年黒字転換。2018年は大幅増益予定。



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1 2017年12月末決算

 

0 世界首位の重機メーカー。柱は資源開発・建設業者向けの油圧ショベル、ブルドーザー、工業用エンジンなど。部品交換、手厚いサポート体制も強み。子会社を通じ金融商品事業も展開する。テェッカーである「CAT」のブランドで親しまれる。

地域別売上高は米国が主力だが海外も強い。ただ、新興国開拓はコスト競争力で日韓勢に遅れ。不採算事業の整理・撤退によるコスト削減を推進する。資源価格と連動性が高い銘柄。

 

1 業績概要

2017年通期は、世界中で建設、資源・石油開発向けの需要回復が広がり販売が好調。資産減損もなくコスト増を軽く吸収し、営業利益は回復した。ただ、税制改革による一時的な費用処理で純利益は低調であった。2018年も全体的に需要回復を想定し、減税の恩恵も成長を後押し。利益は上向く見通し。

 

2 各種の指標、他社比較、地域分布など

 

採用インデックス

ダウ30、S&P100、S&P500、ラッセル1000、S&Pグローバル100

 

S&P格付け

A

 

同業種内順位(全311社)(資本財)

時価総額>7位

<売上高>5位

<同業種内時価総額1位>The Boeing

 

<ライバル企業>

Deere,General Electric,AB Volvo

 

同業種の日本企業:コマツ日立建機

 

<テーマ>

中国・アジア開拓、インフラ投資、原油価格の回復

 

<ブランド>

CAT(油圧ショベルなど重機)

  

<株主構成>

機関投資家(74.5%)

事業会社(0%)

個人・役員(0.1%)

その他一般株主(25.2%)

 

<事業構成>

Machinery,Energy & Transportation - Energy & Transportation (42.6)、Machinary,Energy & Transportation - Construction Industries(42.3) 

 

<地域別売上高>

北米(46.4)、EAME(22.9)、アジア太平洋(21.5)、ラテンアメリカ(9.2)

 

2 業績詳細

 

単位は100万USドル

 

損益計算書 
売上高 営業利益 純利益

希薄化後

1株益

1株配
12 65875 9017 5681 8.48 2.02
13 55656 5810 3789 5.75 2.32
14 55184 3766 2452 3.90 2.7
15 47011 4659 2512 4.18 3.01
16 38537 1884 -67 -0.11 3.08
17予 42810 4104 3091 5.19 3.05901
17 45462 5576 754 1.26 3.11
18予 50975 7073 5329 9.08 3.17333
19予 55015 8967 6024 10.46 3.35176
20予 58045 8967 6393 11.94 3.51419

 

2017年は、2016年の赤字に比べると、黒字転換しているが、純利益は少ない。2018年以降の予想は、業績改善の予想のうえ、原油価格の上昇により、上積みと予想される。

 

財務

 

総資産 自己資本 自己資本比率(%) 1株株主資本(USD) 非支配持分 有利子負債 流動資産 固定資産 流動負債 固定負債
15 78342 14809 18.90 25.43 76 38017 33508 44834 26242 37291
16 74704 13137 17.59 22.40 76 36784 31967 40718 26931 36334
17 76962 13697 17.80 22.92 69 34880 36244 40718 26931 36334

  

 流動比率=135%(2017年)。自己資本比率は18%程度で、他のダウ30銘柄に比べると低いです。資産も負債も、予想していたよりは低めでした。

 

指標 

 

ROE ROA 設備投資 減価償却 研究開発
16 -0.48 2.46 1152 2122 1951
17予 23.53 5.49 1129 2055
17 5.62 7.35 1093 2137 1905
18予 38.91 9.19 1382 2251 -

 

ROEは予想は高いですが、現実は沈んでいます。ROAが低く、資産を活かせていません。設備投資額も高くありません。

  

PER(変動しますが、ここでは、12月末で比較しています)

2016年実績 ー

2017年予想 23.31

2017年実績 125.06

2018年予想 16.93

 

2018年予想 PERが16.93ですが、割安感があまりないと思います。

 

BPS(一株当たりの純資産)(上表の1株当たりの株主資本)

2017年実績 22.92

2019年予想 28.93

 

  

発行済株式数(100万株)

2016年 586.486020

2017年 597.625770

 

キャッシュフロー

 

営業CF 投資CF 財務CF 現金同等物 フリーCF 営業CFマージン
15 6699 -3517 -3894 6460 3182 14.25
16 5636 -1760 -3140 7168 3876 14.62
17 5702 -994 -3653 8261 14336 12.54

 

営業CFマージンは、少し良い方と思いますが、他のダウ銘柄にくらべると低いです。

 

キャタピラーの10年株価チャート

f:id:kusunokiyama:20180522223929p:plain

 

2011年ごろから、2017年までは、値上がりがなく面白みがありません。2017年から2018年にかけては株価が50%上がっています。2018年5月以降の原油高でさらに上がると思います。

 

 2 所感

 

売上高、純利益とも変動が大きく、安定性がありません。

更に業績の良い企業を探すため、今回は、購入見送りです。

  

 

最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。