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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などについて発信します。



富裕層の投資スタイルを真似することの意味



1 資産運用の一意的な解答について

 

1 富裕層の定義

 

 

 

富裕層とは、管理人の感覚では、「総資産で10億円以上の世帯をさす」と漠然と思っていましたが、

 

ウィキペディアによると、

 

RBCウェルス・マネジメントなどの調査による富裕層の定義は、主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万ドル以上の投資可能資産を所有する世帯としている。

 

と掲載されていました。投資可能資産(金融資産、現物(金など)、不動産等)の合計が、日本円換算で、およそ1億円以上の世帯と言い換えられるでしょうか。

 

同調査によると、2015年に発表したデータによると、

 

  1. アメリカ:435万人
  2. 日本:245万人
  3. ドイツ:114万人
  4. 中国:89万人
  5. イギリス:55万人
  6. フランス:49万人
  7. スイス:34万人
  8. カナダ:33万人
  9. オーストラリア:22万人
  10. イタリア:22万人

 

 

だそうです。日本の場合、245万人といえば、人口のちょうど2%が該当します(世帯と人数では計算が異なりますが・・)。

2%といえば、そんなに珍しくない割合だと思いますが、いかがでしょうか。 

 

2 富裕層の定義の投資スタイルを一般人にあてはめることについて

 

 さて、最近、富裕層の資産運用スタイルについて書かれた記事を、ネット、書籍等でよく見かけます(記事を書いている人自身が、富裕層ではなかったりすることがありますが・・)。

 

これは、富裕層の資産運用スタイルを、一般人にも取り入れた方がよいという意味だったりします。また、富裕層のみが利用できる、運用の「特別な方法」「特別な考え方」を取り入れたりすれば、もっと運用成績がよくなるなどの書き方の場合もあります。

あるいは、従来であれば、富裕層でしか利用できなかったサービスを、一般人向けに「お安い手数料」で利用できます。などという宣伝もあります。

 

管理人は、富裕層ではありません。

富裕層の資産運用について知っている訳でもありません。 

 

 富裕層の受けているサービスを盲目的に、マネ、利用するのは、自分自身の応分を超えるものではないかと思っています。

投資可能資産が1億円以上あると、それを生み出した、あるいは、引き継いだ、収入、支出も異なっていますので、そもそもの思考方法が全く異なっていると思います。

投資可能資産が、100万円、1000万円、1億円、10億円と、異なっていると、見えている景色(視座)が異なっているはずです。

 

資産の増大を目指して形成、運用を続けることは良いことだと思いますが、それぞれの個人別の制約条件、初期条件、個人の特性、属性、を考慮して、(できれば専門家のアドバイスを受けて)、各人別に作り上げた方が良いのではないかと思っています。

 簡単な質問に答えるだけで、自動的に確実な方法ができるものではないと思っています。

 

3 約1億円資産形成の例

 

 例えば、

  •  元本:なし
  •  積立:12万円/月( 244万円/年)
  •  成長率:5.0%
  •  コスト年率(税率、手数料等):0.5%
  •  投資期間:30年

 

 の場合、

 

  •  投資額の合計:4320万円
  •  利益:4680万円 (108%)
  •  最終資産合計:9000万円

 

です。

 

この前提条件(積立額、成長率、コスト、投資期間)を、どう捉えられるか(簡単?、とても無理?)により、着地点も異なってきます。 

 

 

2 所感

 

投資、資産形成、資産運用などが喧伝されていますが、一旦、落ち着いてみて、自分の思考の枠から出て、冷静に計画をたてることが大切だと思います。

 

記事などを読んでいる時に、その著者の背景をみると、金融資産だけで数千万円や数億円だったりしますので、こういう考え方もあるのだなという参考にすることはよいことだと思いますが、盲目的にトレースするのは考えものだなと思います。

 

管理人は、日々、記事を書きながら、少しずつ、着地点、目的、目標を考えていこうと思っています。

 

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。楠木山人。