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数値に弱いサラリーマンの少額株式投資

米国株式、投資信託、日々の生活などを学んでいきたいです。






(市場)平均並み。それは、ものすごい努力の結果であることについて



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独立峰は、平均高度よりも高いが、存在確率は低い証明

独立峰2峰の遠景。

 

1 平均点狙いのパッシブファンド

 

長い間の株式投資の研究で、10年以上の期間でパフォーマンスを測定すると、市場平均(S&P500など)は、8割以上のアクティブファンドよりも好成績を出すことがわかってきました。

高い信託報酬を払ってアクティブファンドに投資するよりも、低い信託報酬の、市場平均に連動するパッシブファンドの方が、成績がよい場合が多いのです。

 

管理人は、「敗者のゲーム」、「ウォール街のランダムウォーカー」、ボーグルの「インデックスファンドの時代」などを読み、その事実、検証データを知り、インデックスファンドに投資しました。

 

2000年代前半当時、信託報酬がTOPIX連動型では最安値だった、「ニッセイ TOPIX オープン」に積立投資をし続けました(信託報酬は0.5%でした)。これより信託報酬が安いTOPIX連動型の投資は、上場ETFのみでした。

 

リーマンショックのときは、大崩れしていくTOPIXを見ながら、頭を抱えて恐怖に震えながらも、なんとか全く売らずにやり過ごしました(「敗者のゲーム」の、”市場に居続けることが重要”という言葉だけが頼りでした。)。

当時は、「資本主義の崩壊」とまでいう専門家もいましたが、現在の状況から当時を振り返ってみると、景気循環のサイクルの一環でした。あくまで、現在から冷静に振り返って見た場合、ですが・・。

 

2 平均で”十分”?

 

管理人は、以前、精神的に非常に苦しかったときに、「平均で”十分”だから」と言われてショックを受けたことがありました。発言した本人は、社会経験の未熟な年上のひとでしたが、「平均であり続けることが、いかに膨大な努力を必要とするか」ということが全く分かっていない人でした。

日本のような恵まれた福祉社会に生きていると、年齢を重ねても、社会の厳しさと全く無縁な世界で生きている人がいます。

 

さて、市場平均のインデックスファンドが、買付手数料が無料、しかも、低い信託報酬で手に入る時代ですが、このことがいかに恵まれた投資環境にいるかを改めて実感します。

「市場平均」は、名称こそ、「平均」ですが、無数の投資家の死に物狂いの投資(売買)の結果を、ただ乗りしているのです。「平均」はありきたりのものではないのです。また、市場平均に連動させて投資信託を運用することは、実際には、簡単なことでは全くなく、高度な投資知識が必要であることも知っています。

 

無数の投資家は、社会経済状況、企業の業績、将来の見通し、国家の動向などを、高速(瞬時)で知り、理解し、分析し、その結果、投資売買をします。管理人などのような無知の投資初心者では達成できないような、高度の思考、判断、行動の結果なのです。

ですから、市場平均が長期で継続監視すると、アクティブファンドの半分以上を上回る投資結果をだす(アクティブファンドは、信託報酬と売買手数料がかさむ分だけ、運用上不利)という結果が理解できます。

 

そういう前提にたつと、市場平均を長期間アウトパフォームするアクティブファンドは、非常な努力と才知を傾けている無数の投資家よりも、さらに優れた投資の才覚を持っているか、非常に運のよい運用者に運用されているのです(株式だけではなく、社会、経済状況の非常に広範囲の情報を持ち、あるいは複数人で分担し、優れた判断を継続できる稀なる人)。

 

市場平均値は、”平均程度なのか、物足りないな”ではなくて、”無数の非常に優れた投資家集団の結果にただ乗りしている”のです。

 

3 所感

 

管理人は、市場平均に勝ち続けるアクティブファンドの運用者を探し出すことが、今のところできませんので、市場平均に”有難くただ乗り”させてもらっています。つみたてNISAでパッシブインデックスファンドに投資しているのは、以上の理由からです。

 

それとは別に、米国株式の個別株投資をしていますが、これは、高配当の特定のセクター株投資が、市場平均を上回る成績を残してきた”過去”の調査結果があるという例を学んだからです。これは、シーゲル氏の「株式投資の未来」を読み、その膨大な調査結果に考えを一部改めされたからです(ただ、調査結果の計算には、再投資の際の購入手数料と、配当課税が計算されていないという点は知っておくべきです)。 

 更には、個別株投資に関する、ちょっとした興味もあるからです。

 

 

 

 

最後までおよみいただきありがとうございました。楠木山人。